今回は日本一の人気漫画家である手塚治虫の原作短編漫画本をご紹介していきます!
るんは風の中
『るんは風の中』は、手塚治虫の恋愛短編です。
1979年代の作品なので、話の古臭さを感じる人もいるかもしれません。
でも読み終わった時に、あれ?昔の作品なのに、なんか今っぽくない?と思ってしまうのが、マンガの神様のすごいところです。
こちらの漫画はアニメ化にとどまらずドラマ化までされていて、アニメではなんと主人公キャラクターの声を井上和彦さんが演じています!
ガラスの脳
悲恋系の漫画に触れたいなら『ガラスの脳』という作品もあります。

1971年に発表されたこちらの漫画は、2000年に入ってから実写映画化もされています。
恋愛ものというよりは自分の感想としては、SFチックな要素が散りばめられたストーリーだと思います。
ザ・クレーター
漫画の神様の短編に手っ取り早く触れてみたい人には、講談社から出版されている連作短編の『ザ・クレーター』が良いかもしれません。

手塚治虫の短編漫画の人気投票では、いつも上位にランクインするほど人気があるほど評価の高い短編シリーズなので、まず読んで損はない作品です。
でもこちらのシリーズ、わりと衝撃的な内容の作品が多いので、読む前に心の準備はしておきたいですね。
シリーズ中のほとんどはミステリアスなSF作品なのですが、どちらかというとホラー要素が強い内容の短編シリーズかなと私は思っているくらいです。
安達が原
『ザ・クレーター』を読んで手塚治虫の短編に目覚めてしまった(かもしれない)人は、ぜひ『安達が原』も読んでみてください!
こちらはトラウマものではありますが、ちょっと泣けるテーマの短編になっています。
『安達が原』は1991年にアニメ化もされました。
ちなみにこの作品で主人公キャラクターの声を演じたのは声優の辻谷耕史さんです。
機会があったら動画配信サービスなどでアニメを探してみてくださいね!
百物語
眠れない夜には『百物語』もおすすめです。

小悪魔的な可愛さをもったスダマという人間の女の子と、
人生をやり直すことになる下級武士のお話なんですが、このスダマという女の子がとにかく可愛いんです。
もともと『百物語』はゲーテの『ファウスト』を下敷きにした時代劇漫画で、
古典の『ファウスト』にはメフィストフェレスと呼ばれる名前の長い悪魔が登場するんですけど、
小悪魔的美少女スダマは物語上でメフィストフェレスの役割を果たす、本当に悪魔の女の子なんです。
スダマは目がぱっちりしてとても可愛い女の子に描かれてます。
手塚治虫は少女漫画を描いていたので、こんなに可愛い女の子が描けるのかもしれませんね!
『百物語』は1971年に4ヶ月間だけ月イチで連載されていた少年漫画で、掲載誌はなんとあの「週刊少年ジャンプ」です!
4話分あるので感覚としてはちょっと長い短編なんですが、
人生を一度リセットするというお話はいつの時代でもとても魅力的で、
あっという間に読了してしまいます。
まとめ
以上、世界のでも有名な漫画家手塚作品のご紹介をしてきました!
手塚作品といえば、ブラックジャックや鉄腕アトム、火の鳥の印象が強いかもしれませんが、今回ご紹介した作品は、大人が読んでも楽しめる内容となっていますのでこの記事を読んで興味をもたれましたら是非読んでみてください(^^♪