今回は女性におススメしたいミステリーをご紹介していきます!
下鴨アンティーク
京都、着物など、女性が好きな要素が満載のミステリー、「下鴨アンティーク」をおすすめします。
下鴨神社の近所の洋館に住む女の子が主人公で、彼女は着物を着るのが好きな高校生です。
亡くなった祖母か着物が収まった蔵を受け継いだのですが、そこにある着物はどれも曰くつきのアンティーク着物だったのです。
アリスや源氏物語、秘密の花園など、着物の謎を解くヒントが女性が好んで読む本や俳句にちりばめられていて、楽しいエンタメミステリーです。
また、ヒロインと同居しているお兄さんや、薔薇を育てている謎の青年など、イケメンキャラクターが豊富なことも、魅力的です。
お兄さんの友人で、書生のようにヒロインの屋敷で暮らす男性との恋愛もみどころです。
完結済みなので、これから一気に読めるシリーズです。
八咫烏(やたがらす)シリーズ
和風ファンタジーとミステリーを同時に楽しめる「八咫烏シリーズ」をおすすめします。
本格的な和風ファンタジーでありながら、先読み不可能なミステリ作品です。
一巻は、煌びやかな後宮を舞台に金烏と呼ばれる王の妃を選定する中でおこる事件と
その真相が意外な結末で楽しめます。
さらに、女性におすすめしたいのが登場する男性キャラクターが魅力的なことです。
金烏である若君はもちろん、そのおつきである少年も、かわいい上にとても有能で、つい応援したくなります。
6冊発売されており、ちょうど第一部が完結というタイミングで一気読みができるのもおすすめの理由です。
八咫烏たちの雅な世界観にはまってみませんか?
本と鍵の季節
京都アニメーションでアニメ化もされた、古典部シリーズ「氷菓」でも有名な米澤穂信のミステリー「本と鍵の季節」をおすすめします。
同じ高校の図書委員の少年二人が主人公で、図書委員ならではの知識で先輩の依頼を受けて謎を解いていくのですが、この二人の関係が、後半にかけてほろ苦さを増していくのが最大の魅力です。
まだシリーズ化はされていませんが、これからシリーズ化されるかも、と予想できるほど魅力的な二人の掛け合いがもっと読みたくなります。
まとめ
以上、ミステリー3作品をご紹介してきました!
紹介したミステリーはどれも、人が死なないミステリーです。
血なまぐさい描写やホラーな要素がないので、猟奇的なものは苦手、という方でも安心して楽しめるものばかりです。
秋の夜長にぴったりなミステリー、コーヒーや紅茶を傍に置いて、謎解きに一生懸命なキャラクターを追いかけてみませんか?
面白くてページをめくる手が止まらなくなること間違いなしです。