糖質制限の体験談
運動が苦手で、運動をする時間もなかなか取れない私は、
ダイエットをするなら食事制限しか出来そうにないと思い、
満腹感も得られて取り入れられそうな糖質制限ダイエットをやってみることにしました。
糖質制限はその名の通り、ご飯やパン、麵類はもちろんのこと、砂糖や糖質を使ったお菓子、果糖の多い甘い果物など、糖質が多く含まれた食品を制限することです。
最初の1週間位は痩せるぞ!
という強い意志と、意外とすぐにお腹がぺたんこになってきたような気がして、
体重計に乗るのが楽しみになる程、順調に減量していきました。
ところが、1週間を過ぎた辺りから体も心も糖を欲してくるんですよね。。。
訪れる長い停滞期

そして、こんなに頑張っているのに何故か停滞期も訪れてきます。
会社の誰かがお菓子を配ってみんなでおやつタイムをしている時のやるせなさ。
そういう時私はひっそりと持ち帰って家族にあげていました。
あと、頭の回転も遅くなったような気がします。
そういう時はいつもチョコレートを食べていたのですが、糖質制限中は普通のチョコレートだと糖を取りすぎてしまうんですよね。
週末になると職場のみんなで飲みに行こう、となることも少なくありません。
ですが食べられるメニューが限られてくるので、行きたいけどどうしよう、
となかなか即答できずに、一旦行くお店のメニューを調べてから行くか否かを決めていた、なんてこともありました。
休日も友人と出かけた時はどうしても外食になりますが、行けないお店も多く、
友人の行きたいお店に付き合えないこともしばしばありました。
漠然と、ご飯や麵類、砂糖たっぷりのお菓子は食べちゃいけないんだよなと分かっていても、ありとあらゆる食材、メニューに対して何を食べて大丈夫で、何を食べたらいけないのかよく分からなくなり、何かもう面倒くさい!
となる時もあります。
そして、毎日3食のことなのでどうしてもメニュー被りの頻度が高くなります。
同じメニューを何度も作っていると慣れてくるので、調理の時間が短くなるのはメリットですが、とにかく味に飽きてきます。
手っ取り早く始められそうと思った糖質制限ダイエットは、実際にやってみるととてもつらく、これまで栄養やらバランスやら、特に何も考えていなかった私にとってはつらいものとなりました。
つらい糖質制限を乗り越えかたは?停滞期は2週間目から

どんなダイエット方法でも停滞期は訪れるようです。
それまでは糖質制限をしているとスルスルと体重が落ちていたので、
体重の変化が見られなくなると、これが噂に聞いていた停滞期か、
ついにやってきたなとここでもう一度気持ちを入れ直さなければいけません。
停滞期の乗り越え方は1つ。
粘り強く続けるしかないようです。
人によって停滞期を抜け出せる期間は違うようですが、2週間から1ヶ月位かかることが殆どのようです。
2週間から1ヶ月って長いですよね。
私もこの期間は何度も挫折しそうでした。
私は元々甘党で、コーヒーも紅茶も砂糖はスティックなら絶対2本は入れます。
チョコレートも大好きで、仕事で頭が回らない時、疲れた時は糖分摂らなきゃ!
と思って職場の引き出しには何種類かのチョコレートを常備していました。
それが糖質制限になると食べられないので、それに代わる低糖質のお菓子を買ってみました。
今は結構低糖質のお菓子が人気なようで、コンビニやドラッグストアでも豊富に揃っているので嬉しい限りです。
頭が回らない時や、ぼーっとしてしまう時は低糖質のお菓子やブドウ糖を摂るようにしました。
普段は糖質制限をしているのでどうしても低血糖になってしまいます。
仕事中、自分の席からプリンターまで歩く数歩だけでフラフラとめまいがした時は流石にヤバイと感じ、
それ以降は低糖質のお菓子と共にブドウ糖の飴も机に常備するようにしました。
会社での飲み会の誘いには断ってしまうこともありましたが、
食べても大丈夫そうなメニューを予め調べておけば意外と行けることが分かりました。
毎回断っていたら付き合い悪いと思われて、もう誘っても貰えなくなってしまいますからね。
付き合いは大事にしたいです。
何を食べていいのか分からなくなってしまった時は、もういいや、食べちゃおう!
となると食べた後に猛烈に後悔します。
全ての食材を網羅するのは大変ですが、ネットで調べたものをプリントアウトして冷蔵庫に張り付けておいたり、アプリを使ったりすると管理しやすいです。
食事のメニューは本当に被ります。
コンビニでも売っているサラダチキンは、何種類もあるといえども毎日食べていたら当然飽きてしまいます。
なるべく自炊して、幾つかのレシピアプリを活用してレパートリーを増やすようにしました。
とてもつらい糖質制限ですが、1週間、2週間、3週間と続けていると、職場や家族など周りの人から最近痩せた?
と聞かれるようになり、その言葉だけでつらい糖質制限を乗り越える活力になりましたよ♪
・停滞期は2週間から1か月くらい。粘り強く続けるしかない
・頭がボーっとするときは、低糖質のお菓子やブドウ糖を摂取する
・自炊をしてレシピの数を増やして飽きを防ぐ